教育貢献


『ゲノムキッズ』
 黒田研究室は、(株)電通と協力して主に小中学生を対象とした最新のゲノム教材の開発を行っています。詳細は以下のURLにて。
URL: 準備中


『その他の教材開発』
 黒田研究室では、これまでに小中高等学校で行えなかった実験に関して、それを行うための教材を開発し、授業に応用することを実践しています。その対象は多岐にわたります。分子生物学の内容に関しては、「プラスミドDNAの性質を制限酵素を用いて調べる実験」や「新しい遺伝子をPCR法によってクローニングする実験」を開発・実践しました。アフリカツメガエルを用いた内容に関しては、「カエルの卵割の観察と胚操作実験」や「カエルの解剖実験」などに関して充実した授業モデルを構築しました。それ以外にも、「身の周りに存在する菌(乳酸菌や納豆菌)の培養実験」も行いました。環境問題を考える上で、「実験室内に作成した擬似的な生態系の模式モデルを利用したゲーム型授業」も開発しました。興味のある方、アドバイスなどが必要な方、はお声がけ下さい。

『教育現場における出前講座』
 生物学実験において開発した教材は、そのまま現場においても実践することができ、実際、黒田研究室では、小中高等学校や科学館などにおいて出張授業を行っています(年間5-10回程度)。もちろん、授業を行うためにはコストが必要となりますが、JSTの地域科学理解増進事業やSPP(サイエンスパートナーシッププロジェクト)事業、浜松市や静岡県の理科支援員事業などの支援を受けて、現場にできる限り負担をかけない形で出張授業を実現しています。出張授業においては、研究室の学生も数名連れて行く場合がよくあります(右は市内の高等学校における授業において、卵の観察方法を研究室の大学院生が高校生に教えているところ)。上の生物学実験では、実習室という物が揃ったところで行う授業ですが、出張授業では、現場にあるものを活用しながら、足りないものを全て大学から運んでいきます。

出前講座の詳細


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